インフルエンザでなきゃ恋

片側にはにくしみ、もう片側には愛がつまってるの

無敵時間で乗り越えて(まわれ!無敵のマーダーケース)

10/21(土)-22(日)
サンモールスタジオ
ラ・セッテ×イヌッコロ コラボ公演
『まわれ!無敵のマーダーケース』
チームK マチネ・ソワレ・千秋楽を観てきました。

まわれ!無敵のマーダーケース!おつかれさまでした!
ハッピーの渋滞に殺される日々でした。諸々愛おしさを込めて連連と。久々に千秋楽まで観に行きました。



改めてお疲れ様でした

約10日間!チーム入れ替え制ということでキャストのみなさんも慌ただしかっただろうなぁと思っています。しかし、最高でした!!
私に出来ることってなんなんだろうなーってぼんやり考えてたんですが、とにかく楽しかったら笑って、最高なことは最高って言おうって思いました。だから言います最高でした!マーダーケースはいいぞ!!!
そしてチームPを頑張ったら当日券で見ようと思っていた矢先の台風直撃で即帰らなければならなくなりPを見ることは叶いませんでした…観たかった。

ので、Kをじっくり甚振るように感想を連ねたい次第です。はぁ…マーダーケースはいいぞ…。

lomo9.hatenablog.com

初見で興奮のままに書いた記事はこちらです。




チームKの人たち

一人づつ改めて個人的な感想を。

藤澤先生木ノ本嶺浩さん
限りなく繊細な暴君様。弱くて脆くて強くて丈夫。何が有っても自分でいられる怪傑な藤澤さま。キラキラした瞳の暴君様。美しい人。最後まで希望を捨てない人。繰り返し申し上げますがトチュラバは失恋のショックで3日で書いた。恋愛小説家藤澤智彦さん。パワーの源は恋愛。ADさんに傘とかさしてあげちゃう。べーべーってやっちゃう。藤澤先生の存在する世界から、どうか胸を痛めるような出来事が…主に檸檬が無くなってくれたらなって夜泣く程度には繊細だと受け止めております。回を重ねるごとに藤澤先生が大好きになります。大好きです。大好きです!

末国さん…石田隼さん
なんだかんだ藤澤先生を敬愛していて、それでいてほんの少し怖がっていて、それでも藤澤先生を信じてる人。大切な関係性を築いてたんだなってのがラストシーンで分かる一途な編集さん。とにかく可愛い。ちからいっぱい可愛い。一挙一動可愛い。愛しい。

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広野くん…松川貴弘さん
KにおけるMr.ペースメーカー(だと思ってる)。テンポが良い、皆を見渡してる、本当にグっと来る場所でグっとやってくれる。斎藤さんとの掛け合いの場面が最高に良い。この人がいなければKはKじゃないって勝手に思ってるくらい締まる。乱さず止めず流してくれるMr.K。最高が酷い。

「まわれ!無敵のマーダーケース」千秋楽 | 融合事務所 | YOUGO OFFICE


今北くん…森永友基さん
もふもふもふもふもふもふ。ふわふわの頭を見る度に「サンモールスタジオに…帰ってきた…」って気持ちになりましたもふ。デリィ↑シャスなワイン!行ってくるからねぇ!!!オッケーっす!!!!!!!など、力でねじ伏せる部分も多めに見られますが繊細だなぁと思っていました。楽のジンジャエールのウェップに藤澤先生が本気で笑ってたの見て私も顔歪むくらい笑った。奇跡を持っている人。

成田さん…熊倉一美さん
全ての不平不満を担ってくれる爽快な人。場面場面で大事な言葉を、勘の良いセンスの人。不愉快な気持ちが一切ないというか素直過ぎて逆に分かる。分かる…って沢山言ってくれる言葉にえへへーって笑ってました。楽しくて楽しくて仕方ない舞台を作ってくれた人。あのテンションでずっと居られるのが私にはすげぇなぁ…としか思えないので、すげぇなぁ。

谷川さん…安住啓太郎さん
泣かないで谷川さん。汚れ役というか残念役をここまできっちりやってくれると最早愛着が湧いてくる仕様でした。カーディガンが似合わないのが本当に凄い(違うんです褒めてるんですオーナーとの対比でめっちゃ凄いと思ったんです)有り合わせオーナーって構図が本当にその通りという感じで…情けない姿も雷を降らす姿も凛々しかったです。


さとみちゃん…石川瑠華さん
キラーシュークリームクイーン。真っ赤なリップでソーキュート女子が魅せる凛々しい姿に目も眩む…。にっこにこしながらシュークリームを頬張る姿に「おやつはシュークリームが食べたい」ってなるのでシュークリームクイーン。もっふもっふ食べててほんとうに可愛い。可愛い女の子がシュークリーム食べてるのほんと可愛い。シュークリーム。


登塚さん…佐藤まんごろうさん
なっす。最高に気持ちよくハズしてくれる。もうそりゃ安心してハズしてくれる。安心と信頼のハズし。千秋楽のあいさつで「名前だけで笑いが取れる」って言われてましたが…登塚さんのステップが有ったからこそ皆笑うんだよね分かる私も笑っちゃう…笑顔がとびっきりファニーでキュンキュンする登塚さん。

オーナー…金谷真由美さん
猟銃は本物。凄く重い猟銃をわっせわっせ運びながらミーハーでプロフェッショナルなオーナー…と思いきや殺人鬼ママ。皆大好きママ。あんなにスッと非道な顔になれるもんなんだなぁ…ってハラハラしてしまう仕様。

斎藤さん…ゆかわたかしさん
ただただ天才。一公演19ヤバイよ。(ヤバイよは単位)もうずっと幸せな気持ちで居させてくれる。本当に安心して笑うことが出来る。最高の斎藤さん。この人…って思ってたらヤバいよに全部持っていかれてかと思えば今北くんのピンチに颯爽とピンチヒッターになる時の…あの…なんとも言えない感動(なのに笑っちゃう)あぁあ、最高…最高!!!ってあそこでスタンディングオベーションしたくなります…スペクタクルが駆け抜ける最高の瞬間の一つだと思う。斎藤さんが大好きになります…だいすき。


小山田さん森訓久さん
もう改めて聞いててだーね様ってなってしまってからの困惑が止まらないんですよねどうしましょうね。ほんっっっっとに芸達者。目線誘導でふーんなるほどーって顔してるのが2回目以降分かるようになるというか小山田さんは完璧に2度目以降のお楽しみキャラな気がします。こんな目線とか表情してたんだぁああうわあああずるいいいいいいって言いたくなりますので。本当に。佐野さん・ゆかわさんにも通じるところがあるんですが両サイド出演者のリピーター特典感満載な所、本当に好きなんですよね…熟れてて…心を奪われていくのが気持ちよすぎて悔しいくらいです。この三方がいらっしゃるからこそ、マーダーケースなんだろうなぁって思います…P(思いが残った)。小山田さんに最後まで持って行かれる…。

  
殺人鬼さん…佐野大樹さん
やっぱり美しいんですよね殺人気さん(佐野さんのブログであまりにもこの誤変換が可愛すぎてついつい使いたくなってしまいます)演出も手掛けられる佐野さん。みねくんの大好きな佐野さん。気持ちを預けられる存在によって模られて造られた殺人鬼さん。安心して見ていられるし見てると作:ミケランジェロ感半端ないって思います。綺麗な人ですよねー…。振り回されてきょときょとしちゃってるのに全てを理解したらストンと落ち着いて見え隠れする狂気に困惑して渦巻いていく客席から笑いを奪う美しい猟奇的な彼。薄ら笑いが本当によく似合う(褒めてる)あんなにご本人にっこにこスマイルのキラキライケメンなのにゾッとするほど冷たそうな表情になると言うか…もう…凄いですよね…毎度心の癒やしでした。美しいだけじゃないなんてずるい。

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千秋楽のチームK

もうなんかとにかく愛おしさが洪水みたいに満ちていた千秋楽でした。私が見たチームKは公演数の半分に満たない数なのに…これ全部観てる人どれだけ愛おしく思うんだろうって考えました。最後だから、なんて訳じゃありませんけど、最後だからこそ、最後の一瞬まで最高の景色を見せてくれたことを幸せに思いました。
斎藤さんのぶるぶるぶるぶるーを真似する藤澤先生も、吐きそうになっちゃう今北くんも(土曜の夜もはっちゃけていたように見える、そしてみねくん先生が笑ってた様にも見受けられる)動きが大きくなる末国さんも、最後末国さんの手を握る藤澤先生も…(呼吸が止まりました)皆が皆キラキラしてて、終わるのが寂しくてこっちが勝手に泣きそうだった。なおずっと笑顔のままでは有る。だって喜劇だものそりゃ笑うさ最高だもの。

最後の一人ひとりの挨拶を聞きながら、何度でも「こんな素敵なお芝居を観られて幸せだなぁ」って思わせてくれる事は幸せなことだと思います。千秋楽…いいなあってじんわり思いました。そんな中で、みねくんがセンターを張る誇らしさにファンで居られる幸せを噛み締めていた次第です。あんな暴君様なのにふんわり笑って皆の挨拶を聞いて、石田くんの時は自分は一歩引いたりして、手持ち無沙汰にジャケットのボタンを留めたりして、真面目な挨拶をしてたかと思えば瑠華ちゃんが泣いてるのを察知したり、皆さんに茶々を入れてみたり…木ノ本嶺浩スペシャルフルコールって感じで殴りに殴られて多幸感で死ぬかと思いました。

私はみねくんの挨拶が…ものすごく…好きでした。最後の一瞬まで笑いを追い求めたって目がキラッキラ光るみねくん、汗が滴り落ちるくらいずっと板の上で藤澤先生として生き続けるみねくん。1公演であんな長くみねくんが観られる機会なんてそう無いのでは…?って思ってしまうくらい本当に出ずっぱりで心配になるくらい汗かいてた。パタパタ落ちてた。生きてた。(再確認)
所詮ただの俳優ファンでしか無いのでしょーもない感想になりますが、彼が追い求めたならそれを観たいよだって私彼のファンだもの。最高にファンで居られて幸せって気持ちをくれた千秋楽でした。私が観たいから行くんだ。

本当、最高の10月をくれました。マーダーケースが大好きです!!!!

待ってまたK出来てない人センター居る



ラ・セッテが大好きだよ余談

ロビーで物販をやられている大体ラ・セッテの皆様。漏れなくファンになるから優しくするのを止めるんだ。

もう本当、ラ・セッテの皆さん…箱推し…って気持ちになってしまうので勘弁してほしいなって思いました。スペシャル席特典の写真交換の時に数言だけお話させてもらえる機会があって本当にみねくんをこんな素晴らしい場所に…ってよく分からない立場でのお礼を言ってたんですけど…もうあたたかさ…愛されてる…みねくんが愛されてる世界線…もうラ・セッテ所属ってそろそろ勘違いされるよみねくん…すき…。とにかく全員イケメンだからどうすればいいんですか誰か教えてエロい人。またラ・セッテフェスに行きたくなりました…箱推しイベントやって欲しいですラ・セッテ様…。お疲れのところに物販でまで構ってくださって本当にありがとうございました…すき…。
改めて10周年おめでとうございました。
おかげさまでこちらまで幸せを頂きすぎて溢れて溺れそうです。合掌。





さて、ここからは気が済むまで藤澤さんの話をしたいと思います。
一応上で綺麗に終えたつもりで居るのでここからは誰も得しないエクストラステージみたいな感じです。

藤澤先生の話しかしません。




自分から見えた藤澤さんの景色

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愛おしいの大洪水起こした今朝方?午前2時頃いかがお過ごしだったでしょうか。

さて、私が観て感じた藤澤智彦さん。当初全く愛着など湧かない予定でした。人間だしきっとみねくんに寄り添っていく形なんだろうなって思ってました。何度も言いますが私の気持ちの最高峰は遠い夏のゴッホのホセに有ると信じていたのです。

木ノ本嶺浩さん、あなたは強い。

なんだろうね、ホセへの気持ちを伝えるのに必要な言葉が発狂だとすれば、藤澤先生への気持ちを文字にするのであれば和歌って感じですよ。発狂できない。まあ私短歌なんか謳えませんけど。
映像パートで死ぬほどぶん殴っておいて始まりからしっとりと入ってきて語り部となる藤澤先生。いやだから近いよ。って頭引いちゃうくらい近い。生きてるの申し訳なくなるくらい近い。綺麗な顔近くにあるの怖い。きれいしんどい。きれい。
立ち居振る舞いの美しさ、所作の綺麗さ、柔和な笑顔、きれいな声。よく通る声。あと聞いて下さい歯がめっちゃ白い。歯磨きめっちゃ上手なのかなって思ってた(足りてない知能)。あとお口が凄く大きい。口、大きい。そしておでこにほくろがある(もうこれ木ノ本さんの話だね)。後舌がきれい(落ち着いてね)。
いや、あんなに間近で見たの初めてなんでとりあえず興奮をお伝えしたいです。ねえ、この人世界一綺麗じゃない?って自問自答どころか付き合ってくれたYちゃんに言ったら曖昧に流されました。
見る人全てを虜にするんじゃない?って割と冗談では無いのだよ!!!って上様ばりに思ってたんですけど結構な打率で冗談だと思われてるかこいつ気が狂ってるなみたいな顔をされたことは記憶に新しいですね。へへへ。

一公演として、同じ藤澤先生は居ませんでした。ほんの少し謙虚だったり傲慢だったり、もっと意地悪だったり優しかったり、その時その時を「今」として生きている藤澤先生は「木ノ本嶺浩」ではなく、「藤澤智彦」先生なのでした。大好きだなぁ藤澤先生って感情とみねくんへの気持ちは全くイコールにはならなくて、それがなんだか嬉しくて怖いんですよね。みねくんだと思って観ないのになんだろうなあ…愛おしい気持ちは全部通じているんですよね…奇妙です。ただ好きって気持ちだけ蓄積されていく。謎。色んな角度から生きてる人を観察…じゃないですけど、観劇なのに違う視覚から観ることが出来る醍醐味に幸せじゃ足りない感情が沢山溢れます。上でも言いましたが、千秋楽で藤澤先生が末国さんの手を最後ぎゅっと握ってぽん、ぽん、て撫でてあげているのを見た時に「この二人の間に流れる絆」に対しての気持ちにサイレンス・グレイブって感じだったし羨ましさというか何よりも何故か「ありがとう」って思ってしまったのは末国さんが決して藤澤先生を諦めなかったからだろうなって思います。たかだか編集と作家でしょ、なんて軽薄なものを考えていたのにこの…絆…死ぬ。関係性厨だってアレほど言っておいただろ…。最後の瞬間まで彼は生きていた。「ああいう変な男にばかり好かれる」なんて言葉は、寧ろ末国さんにもかかっているのかな?(小山田さんも斎藤さんもね)って気持ちになりまして、皆に馬鹿にされながらも愛されている藤澤先生は幸せな人だと思うんです。幸せなことに気付かない、幸せな人だなと思うんです。いいなあ藤澤先生。檸檬だって皆ネタのためにとは言え買ってくれるんだよ?愛じゃない?って思った。嫌味のために120円そこら出せるほど世界って優しくないと思うんだよ藤澤先生、もっと愛されてる自覚して。好き。

勇気のある藤澤先生の筆は、人を救い、己を救った。まさに事実は小説より奇なり、そして、ペンは剣よりも強し。あんなに自信を持って行動に出られる藤澤先生は本当に自信がないのだろうかなんて思う。やっぱり自己愛なんでしょうね、作品を愛して止まない藤澤先生は、自分の作品の可能性を絶対に捨てない人だった。トチュラバのことだってきっと、ずっと愛しているんですよね…小山田さんが手出しを出来なくても、藤澤先生は全てを信じていた。彼の無敵のマーダーケース。まわれ、じゃないな…まわした!なんだろうなって今は思います。稚拙とまで評された脚本を無敵にしたのは藤澤先生本人なんだよね…胸が苦しい思いです。諦めない人に女神は微笑まなかったけど、信じることを止めない強いペンは、圧倒的に理不尽な状況さえ乗り越えてそれを可能にしてしまった怖い人。魅力に溢れた最高の人物藤澤智彦。そして今彼はマーダーケースを終え、きっと執筆をしていることなのでしょう。エナジードリンク恋愛だから恋愛もいっぱいして藤澤先生…ちょっと凝り固まってるみたいだから性癖が難しそうで女性読者ほんまにそれでええんか?。まあ藤澤先生顔が最高にいいからアイドル作家みたいな所多少あるよねきっと有るよね。

今後共、藤澤先生が楽しく執筆できることを願っています。先生、新作が読みたいです。

上手く言えないけど、本当にみねくんのファンで居る人こそ観るべき舞台だと思いました。説得力全く無いかもしれないし贔屓目って言われても仕方ないんですけど。あんなに必死で生きてる藤澤先生を観ないで生きていくことに価値を見出だせないくらい、本当に凄かったです。藤澤先生を大好きになるしかないと思います。マーダーケースに出てくれて本当にありがとう…こんな幸せな気持ちにしてもらって…有り難みが有り余る…どうすればお金を使えるんだ(物理)

はい、最高でした。まあ今回は箱推し最高みたいな気持ちでいるのでテンション不明瞭にて失礼致します。みねくんが藤澤先生を演じてくれて、最高に幸せな気持ちでした。最高しか言えません。

そんな感じでもそもそやってたマーダーケースでもありました!楽しかったー!みねくんが生きてるのを感じられて最高にハッピーでした!お疲れ様でした!




余談:サンモールスタジオの横のカフェ(ワインも?)カッツェさんのネコーン。カイザーかわいいよカイザーもふもふ。あと今回はライ麦畑でつかまえてみたいな語感にしてみましたタイトル。