インフルエンザでなきゃ恋

片側にはにくしみ、もう片側には愛がつまってるの

白き薬を17包(2019LOOSER~失い続けてしまうアルバム~)

6/8(土)-9(日) 品川プリンスホテル ステラボール
舞台「LOOSER~失い続けてしまうアルバム~」を観てきました。
 
メモ
・大阪終わるまで待てなかったよ。
・ハ○ー・ポッター役の人を応援しています。
・磯の里(話の6割)
鈴木裕樹さんという神様
・そもそも再演なのでネタバレという概念はない。
 
 
 
 

ガイド

 
looser-stage.com
 
5人舞台!5人舞台!本家はNACS!*1
るひま以外の舞台だ~~~~~(やぴ~~~~~)そう考えると1年ぶり…?え?ふらちぶり?!?今年入って戦除いたら初めての舞台です~~\ヤーーーー/。舞台の感想書けるのか心配なレベルで舞台観てなかった昨今。調子が出てなかったら許しを請う。
勢い余って本家を買いました。大泉洋ってすげーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!これズッキーがやるのか…って心震える役だった竜馬さん。ビチビチ、ビチビチを眺めてこれが噂のビチビチか…うんうん…出来るって言うんだろうな…ビチ…。
 

 
2004年、TEAM NACS初の歴史ものにして、初の東京進出作品。
札幌・東京全21公演で、計15,000人を動員。

幕末の新選組長州藩との確執をテーマに、
歴史に残らなかった者たちの大義を綴ったストーリー。

たった5人で演じ分けられる、チョンマゲも本格的なチャンバラもない表現で、
歴史の偉人を現代に生きる若者の姿に重ねた演出により、
多くのファンの心を打った作品です。
 

 
5人しか居ないのに不思議と舞台を広く感じないという圧倒的運動量舞台という認識でいた。
個人的他4名様に対しては
 

崎山氏

初めて見る。売れてる。石切丸さん、スペクラの人。
 

鈴木氏

ふくぶちょぉお~~~~~~~。人生で一番最初に見た具現化した大石秀一郎さん。歌うめぇ…って思ってた(強めの幻覚だったと後に知らされる)最後に見たのはシャカリキ舞台挨拶(パンドラボックス)。
 

磯貝氏

ボイト・ハン楽…クリエでしか見たことなかったか…ごめんうそアムネで見てた…ウキョウさん…。
 

株元氏

初めて見る。ド!のオタクに「よろしく、よろしく、KUROFUNEはええぞ」って言われた。顔がいいことは知ってた。多分株元くんの役を好きになって帰ってくると思ってた。


などを踏まえて。
 
 
 
 
 

本編からそれぞれ。

 
話の大筋が変わるわけは勿論無くて、ちょこっと現代アレンジされた程度というか這い蹲って泥水啜ってそうなのがご本家と思うと実にさっぱりしてた感があるな。と思った。令和っぽいというかかな。
過半数平成生まれだもんな…89年組三つ子ちゃんソーキュート。枠の中ではしゃぐ三つ子としっかり作品の形を気付き枠を守るお兄ちゃん二人ってイメージだった…な…龍乎殿は行ったり来たりしてる感も否めなかったなと思い返す。テレビっぽい…映像っぽい舞台だなと久々に思った。
ドーンて音と一緒に一人ずつ増えていくOPとか良いしラストがあまりにもアニメっぽい始まるわくわく感ものすごくたまりませんでした…!!!主人公が前に踏み出してライトが消えるのとか凄く映像ナイズな仕上がりで面白かった。
割と独白部分とか中弛み感強くて辛めの作りだけど全般的にはアッパー系でした。ちとしんどいな~と思ったのはシゲの独白と桂さんと土方さんの間に立たされるシゲのシーンかな…。あとシゲはもちゃもちゃ羽織着替えてるけど土方さんはピッパッシュて裏表反転してるのも対比めちゃめちゃ良かった…。LOOSER5人、あまりにも芸達者過ぎて何処見て良いのか分からなくなりたまに自分も見失いました。ぶつかり合い過ぎて…芸のラップバトル……


崎山くんお顔綺麗だねぇ…。日替わりと言うか最早回替わりでコロコロやってること変えてはくるくる表情変わってはしてて楽しそうな人だな…と思った。崎山くんが動くと周りの観客の方の顔が一斉に動くのですごい、すごいと思ったりなどしていた。


もうね最初っから最後まで鈴木裕樹氏が天才だった。金八先生ズッキーがひょこって現れて無限に喋り続ける様の見事なことよ…。2019LOOSER…って言葉から始まるようなそれにあまりにもわくわくさせられましたがな。羽織のひっくり返し方から声色から使い分けから目の開き方から冷淡な顔から近藤さんに向ける思慕の重さから…総司に向ける厳しさから何から…いや…ほんと…鈴木裕樹天才だった…。芹沢鴨を切れぬ男は冷淡に古高俊太郎を斬り殺せるんだぇ。芹沢局長を斬れない土方さんのぱたって落ちた涙が芸術みに溢れておりしんどさで呼吸を失った次第です。この…この…どこもかしこも言えることですが関係性の陰影がくっきりしてて最高なんだ…。原作というかNACS版もどう見ても美味しい役だな土方さん/竜馬さんなんだけどやっぱり今作でもあまりにも強くて眩しくて光り過ぎてた…。すごいなあズッキーは…美しい人だな何年経ってもって感動しました。洋装土方さんも最高に格好いいね…大人だなあ…大人だわ…。
通して印象的な会話が
「近藤さん私はね、あのひまひまなルーズな毎日には戻りたくないんだよ」
「俺はあのままでも良かったんだけどな」
っていう会話がなんか…すんなりルーズって出てくるのがドキドキしてしまうわけですが。土方さんがカタカナ喋ってるのめちゃんこ萌える…って毎回聞くの楽しみになる。
楽の挨拶で「声帯をこの舞台に捧げたいと思います」ってさっぱりお告げになったのを見て…声確かにちょっとひやひやしたところもあったけどさらっと演じきるものだからそんな不安立ち消えてしまうよね…板の上のズッキーに久しぶりに会えて感動したなー幸せ。という気持ち。大阪もめちゃめちゃ楽しみ。


株元くんの芹沢さんが赤フンで出てきたらどうしよう…って要らぬどきどきを抱えていたが隊服胸明け肌見せガッツリ+大扇子と梅の花似合いすぎてて世紀のイケメンかよと震えた。声がいいなあ?!ええええええめちゃくちゃ可愛いな?!ペ、ペリーーーーーーーーーーー!?入と抜きがめちゃめちゃ上手な人だなーって感動した。さむいよねー…死んじゃうよねーの声が可愛すぎてだな……個人的に古高俊太郎くんが大好きで仕方がないのですがシゲが「彼は歴史に名を残さない」って肩を落とすシーンを…なんというか、当たり前のことに愕然とするシーンが設けられていることにも少し驚く。俊太郎くんの忠義を見ると愛おしさで死にたくなる。株元くんの俊太郎くんは忠犬だったなあ…すごかった…。


さて磯貝氏。いやなんか…なんかねえ…本当に…本当に……狡い役だなって思った近藤勇。ふざけてるところは誰よりも調子良いのにしょんぼりしていたり、落ち込んでみて前を向いて支えられて慕われて…いやぁ、磯貝氏狡いよ…似合うよ…。大きいお兄さんが転げ回って隅から隅まで笑い掻っ攫ってんのズルすぎるわ…。要所要所で愉快なことをする。ダンスキレッキレで見る度きゅんきゅんする…。宮部さんはしっかりのらりくらり、それでいて常に信念を持った武士…沖田くんをひらひら交わすし自分から刀に寄っていくシーンがめええええええええええええええええええええええええっちゃ好き。強い人として扱われる宮部さん…強くて優しくて大きい…。


全般的にしっかりネタが仕込まれてルーザーくん。笑ってはいけないシリーズなのかな?と笑いで殴り合ってる前半戦のお遊びを見てるとかわいすぎて男子校ってこんなんかな…って思ってる。可愛いから…可愛いからね…可愛いね…息も苦しいよ。大阪元気な日替わりネタぶっこんできそうなので楽しみです…。


本家との対比として今作を考えるのは途中でやめました。題材おなじの全く別物にお見受けした。それくらいなぞる再演、というカテゴリではなかったので。当たり前なことを言うけれど本家は本当に素晴らしいと思う。再演でなんかこう…言われるのかなあってそわそわしてた部分も大きくて少し怖かった。なので別物、自分たちのLOOSER、それこそ、2019LOOSERとして作り上げられた本作として受け止めるのが正しいんじゃないのかなと個人的に思えたので。前作を知ってる人は少し物足りないと感じるかもしれないし、違うなあと思われるのかもしれない。これはこれ、として純粋に楽しむ方向が似合うなーって思った次第です。凄く良いなあ、楽しいなあ苦しいなあを真っ直ぐ受け取れる舞台だなーと感じては嬉しくなるよ。楽しい。

強いて言うならこの作品、センブロから見るのが一番の良席、というカルマを背負っているのでステラボールの博打感は悔しいです…センブロから観たルザめちゃ最高だったから…円盤に期待しとこうかね…センブロ持ってないよもう…。
 
 
 
 
 

磯の里について。

 
初見より~心を奪われ続けたアルバム~って感じでした磯の里さま。
大和屋のシーンで芹沢さんに対してやってくる力士さんです。なんのこっちゃか分からんかもしれんがとにかく途中で力士が乱入してくる
まず間違いなく歌って踊れて動ける力士でした。可愛い…ぽふんぽふんしてた…。土曜の昼、足ぶつけて痛がってるのがあまりにも可愛くてそれ見てふはぁってなってる沖田くん可愛すぎていろんな気持ちが綯い交ぜでうーーーーーーん。好き。ってなってその後もずっと大和屋さんのシーンが待ち遠しかった…磯の里さま…何故ブロマイドはないのです…。
千秋楽の挨拶で磯貝氏が「磯の里を演じました…」って始まり笑いが溢れる最中爆沸きした次第です。ずっと楽しい…ずっと永遠に見てたい磯の里…。フォーチューンクッキー踊る磯の里に対し「クッキー??クッキー??」って言ってる沖田くん超かわいくないですか…全世界が認めるおはなちゃんコンビだった…。東京楽でふぅ…って休憩してる磯の里に蹴り食らわす沖田くんプリティ過ぎて一生このシーンを目に焼き付けたい、などと思った。磯の里だから可愛すぎない?どうすればいいの?この気持ちどうやって消化すればいいの?好きなんだけど?!この世に写真が一枚もない?!?!?!?!?!!?早くブルーレイくれ!!!!!!!!!磯の里見たい!!!!!!!!!!週末見られるよ全人類磯の里観て!??!?!?!気が狂う程度めちゃめちゃ可愛い力士様です。早く会いたい。ファニーという言葉を彼に捧ぐ次第です…次はどんなトリッキーなダンスを見せてくれるんだろう…磯貝殿の手腕を感じるシーンでした。

夢中です。

 
 
 
 
 

沖田総司/桂小五郎/魚/ハリー/ダン/木ノ本氏。

 
言うて、遮るもの少なめで見られたのが半分だったので推しカメラ率低かった気がする。そして引いて見てーと思ってたので多少控えめな推しカメラ……。

な訳もなく。

一挙一動(見える範囲で)見逃すまいとくるくる変わるみねくんを目で追い続けました…。うーん髪の毛を切ると一瞬で若返るその効果なんなの…?うなじ死ぬほど可愛いね、全世界恋するわいい加減にしろ。いやいや…知ってたつもりだったんだけど…気付いてしまった…木ノ本さん…君…もしかしなくても…世界一可愛いな…?いや本当に毎回驚くけど世界一可愛いな??????神に与えられた才能だな!!!!!!!!!顔がいいよ!!!!情けない顔も、ふんわり笑う沖田くんも、土方さんと接吻してテレテレぺっぺしてるお顔も、山南さぁんってポッキーダンスしそうな弾ける笑顔も…89年sとそこかしこで見せる仕込み小ネタもあまりにも可愛くて。楽しそうに笑って舞台を所狭しと走り回って息を切らしながら嬉しそうにしてるの見たら妙に胸が苦しくなるものでした。満足そうに

あぶりカルビ「総司、牛取ってこい」「はい!!!」*2
あぶらアルバム「総司、写真撮ってこい」「僕写真NGなんで」*3

いぇーいされた時の悔しがり方と言い「もっかい!!!!」って独断と偏見で3回目行うところと言い、アウトすって流すところと言い…負けん気が強過ぎて可愛さでハゲそうだった。君本当に可愛いよな!??!?!

端から端まで6歩で歩くあれは一体…あの…兎みたいに跳ねてるから可愛さはマックスなんだけれども。うん。声に出さない「ありがとうございました」を見た瞬間「優ちゃん!!!!!!!!」って思ってしまったのでそこかしこで良いものを沢山吸収して自分のモノしているみねくんが愛おしかったです。

「山南さん、あなたはこの時代に生きるべき人ではないのかもしれませんね」って他人事みたいにあっさり沖田くんが言うシーンが大好きです。何も疑わず、それを正義と真っ直ぐ受け止める沖田くんが歪み無く可愛くて愛おし…あかん…ってふるえた。

桂さんのビチビチ、ビシャシャシャシャシャシャシャという中々に気持ち悪いリアルさに土曜寄っており、日曜には額に稲妻の傷を持つ生き残った男の子へと変化しておりました。

私ハ○ーポッター応援してたわ。
 
青白いしね…顎は割れてないしね…顔がやたらいいしね…ダニエルラドクリフ氏への錯覚度高め。可愛いなぁ世界一…。やってやったぜのドヤ顔してらっしゃり…君は本当に可愛いな…。

個人的には一番桂さんが好きです。沖田くんも可愛くて可愛くて仕方ないけど桂さんが好きです。
非道になりきれず何一つ諦められないところが愛おしくて好きです。「私はまだ死ねんよ」ってきれいなお顔が幸薄そうに笑うの死ぬほど好きです。

ひらりと床に葉っぱのように崩れ落ちる沖田くんの最後を見てどっからどこまでも綺麗な人だなあこの人としみじみ思う。嬉しそうに笑ってるお顔がこの世で一番の宝だよ…とステラボールから品川駅に下る坂を降りながら真顔で考えていた。みねくんにしっかりした感想は大阪が終わったらにします。上手く処理しきれてない。
 
 
 
 
 

その他&雑感。

 
物販がいつ行っても並んでてどういうこっちゃと眺めてました。スキあらばランブロもう一度買ってみようか…という気持ちが見事に沈下した…。皆勢いよく買われているな…と思いながらチケットもぎられたらすったかすったか座席を目指す日々でした。


チケットケース出来がめちゃめちゃ良くて乗り換えた。

内ポケットがあってチケットも写真も入れやすくて最高なんだ。めっちゃ褒める。


トレブロ自引きできたし譲っていただいた。ありがとう、ありがとう。缶バッジ有り難くトレードで揃う。みねくんのランブロ譲っていただく時に傘のみねくんを「このお顔本当にイケメンですね…!!!」って褒めて渡してくださった女神がいらっしゃり…私がありがとうございますって言うのもおかしくね…?と思ったあまり「そうなんです…絶世の美男子なんです…」と何の立場からか分からない返答をし相手を言葉に詰まらせたことは記憶からなかったコトにしたい。出来ないね。

見てくれ、顔がいい。


パンフ、厚盛ニス…?グロス…?がロゴ他に贅沢に使われており…「これがバリューのある舞台のパンフ…」って感動しながら撫でていた。中身も最高だった。顔がいいこと山の如しの木ノ本嶺浩の真骨頂だった。

他己紹介がめちゃくちゃいいから是非読んで欲しい買って欲しい苦しんで欲しい。


また、ステラボールの椅子を一生許すことはない。全身筋肉痛である。何故だ。悲鳴を上げている。助けて欲しい。上回る楽しさと1時間を越えた頃現れるあの違和感。死を持って償えと…?この楽しみを…?とふるえた。いよいよ薄っぺらいジェルマット買わなきゃ駄目だと本気で思った。悪名高きステラボール…なぁんだ全然見えるじゃ~んと思っていてこの地獄。しかし個人的には何処の会場よりも近くて移動が楽で嬉しかった……此処なんの施設?って演出家~の日に姉上と映画の前売券買いに来てたのでそこだとはね…って感じでした。あとはとにかく株元くんがみねくんと仲良ししてて可愛い…三つ子ちゃんがわちゃわちゃしてるの見て愛しさで過呼吸でした…同い年の人大好きだねほんと…可愛い…ただひたすらに可愛い…愛おしい…。
 


可愛いをどんぶりいっぱいにした株元先生のツイート。
 
 
 
 
 
はー…今週末も磯の里に会えると思うと仕事頑張れるけど筋肉痛が辛い。ハッピ~~~~。
 
「ダウン系?アッパー系?LSD?」

いいえ、それは薬以上に存在がドラッグな泡沫の、夢。


大阪終わったらまたなんか書きますいぇーい。

*1:見るまで怖かった

*2:元気2000%

*3:史実ぇ