インフルエンザでなきゃ恋

片側にはにくしみ、もう片側には愛がつまってるの

限りあ・るLOVE(振り返・る特番)

 
2021年2/7(日) 12時
「 『忠臣蔵 討入・る祭』 振り返・る特番」
リアルタイム視聴してました。
 
 
 
 

 
 

中身

 

 
【配信内容】
<公演収録映像配信>
◆公演名:チャオ!明治座祭10周年記念特別公演「忠臣蔵 討入・る祭」
第一部:芝居「O-ICCEAN’S11~謎のプリンス~」  
◆収録日:2020年12月29日(火)17:00公演
 
<振り返・るトーク
◆登壇者:平野良小林且弥、板垣恭一
◆内容:お客様からの質問に答え・る
出演者を解説す・る
公演を振り返って今の想いなどの座談会トーク
 
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カットしない(出来ない)本丸なので

 


 

 
当初トーク時間は90分とお伝えしておりましたが
誠に恐縮ながら、40分延長させていただき、以下の配信時間に
変更とさせていただきます。

本編 約2時間15分
トーク 約2時間10分

合計:4時間25分
 
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「この制作何言ってんだ?」
おもしれー女。のスタイルを地で行くるーなので色んな突飛なことに慣れたつもりなのに毎回笑ったり怒ったり感情の起伏を無理矢理起こしてくれるので平穏じゃ居られなくて幸せなのかもしれません。
 
まあそもそも中身見ずに払うだけ払ってたのでそんな長いこともこの告知で知りましたけど。すっからかんの予定にるひまを放り込むんだからスケジューリングなんて起床時間くらいのものなので調べようともしないのであった。目がザル。
 
 
 

感想

  
本編→三人トークなので大変導入も滑らかです。二部は有りません。オンライン視聴時はシークバーを動かせないので大人しく公演を見る事になる。
 

ただ私も患いたくはあった。

武士悔い無え!(忠る) - インフルエンザでなきゃ恋

 
正月の私はこんな風に申し上げておりましたが以後一ヶ月ずっと忠るの話しながら忠るの事考えてたので患っているの定義は定かではなくなりました。日々るーちゃんと共に生きているので仕方ない部分が多い。
 

本編

ご飯を食べながら見てたしノーアゲリシャスは萎えぽよでした。休憩なんか有るわけ無いだろ。
冷静になってみたら微弱な違和感はやっぱり有ったし赤穂に間者が居なきゃおかしい箇所が存在してるんだけどまあいっか。って思える演劇なんだから不思議だなって。
そして源五右衛門殿の人間性を好きにはなれん。衝動と理性と家禄に対する行動が稚拙なところは何度考えても引っかかる。仮に彼が間者の操り人形だったのであればそれはそれは面白いなあとも思った。
寺坂は仇討ちは暴力と変わらないなんて言う。漢になるため源五右衛門は綱吉を討つという。大石は家宣さまに切腹を願う。喜世は後の世にそれらが語り継がれてくれることを願い言葉を書き換えることを願った。
大人って、責任って、忠義ってなんなんでしょうね。
 
とにかく大山真志の歌が良すぎてずっとキラキラ浪士だけでも配信代払う価値があるからどうかアーカイブ購入ご検討下さい。
 
 

特番の方

 
平野氏「『楽しかったなあ、寺坂』のシーンは且弥さんからの『今日の僕への感想』という気持ちでいた」
 
平野良、作る世界の内側に更に一つの物語がある。
平野くんの世界観には物語を創るためにもう一つ規模の小さな物語を用意してるなと思う。彼の中で完結している物語の外側に視える物語が有るから面白いなと思う。あとずーっと一人で考えてるんだろうなと思う。雄也来てくれ。
書き手の顔を想像してしまうと言う、誰かに向けられた演劇を、誰かを想って作られたものを、受け止めるという作業はそりゃ体力が入るよなと感じる。
 
楽しそうに眺めてる板垣さん、宇宙の思考を零す平野くん、基本自分本位に他人を仕込む且弥さんって感じだったなあ。
他人のためって言いながら自分のためな独り善がりさがプラスに向かうので小林且弥という人間、大変興味深い。育て屋側の気持ちとはまた別のように思う。且弥さんには多分伸びる方向が視えるんだろうなって思う。この人の世界で人が泳ぐのは難しいのだろうなと昨日でずいぶん感じた。
 
今年の座長は二人とも怖くなった。(好き)
 
板垣さんの印象的な言葉ですがみねくんに対して「(半兵衛スタイル確立の後/一時)なんでも気持ち悪いをやれば良いかと思って俺に怒られてた」だったのでたまの「そういうとこだぞ」は板垣さんからか?という気持ちになりました。3歳なのでミニオン100回見るもんね多分。ボラプ劇場で3回観ちゃうもんね。
 
綱吉の事切れるシーンだとか柳沢の動きが成功したときだとか、何かが変わる瞬間って場内も不思議と記憶していて「あー」って日を思い出す。陣くんが成功した日に自然と拍手が起きたもんなと思い出した。
配信も勿論選択肢として残してもらえることを喜んでは居るけれど、そりゃやっぱり劇場が良いなと思った。
 
あと平野くんウェイ苦手なんだなと思った。(前回の永田くんの話を思い出しながら)(今回のナイーブくんを思いながら)
大薮くんをけしかけながらライン交換して大薮くんに確認しながらビデオ通話する、平野良そういうとこだぞ
かつの気持ちを考えろ。と思いつつ一番且弥さんと丘という人間関係のコンテンツを楽しんでいるのは平野くんなのかもなと思った。
 
 
まあ優勝は伊藤裕一と相場が決まっている。
  


伊藤さんしか勝たん。
 
 
質問コーナーは何をどうしたらああいう質問が転び出てくるのか疑問符を懐きつつ、るーのオタクのPの多さに純粋と探求が兼ね備えられるのは千反田えるくらいのものなんだなと感心してしまった。玄人過ぎる。*1
 
正解を求めようとするのは悪いことじゃないけど補うことも或る種の客席側の仕事だと私は思うし明言されないは好きにしろ。だと認識してるので受け取り方はそれぞれだって板垣さんが説明してくれて嬉しさが在ったな。*2
桜のシーンは各々に任せられたと知り吉良上野介えええええええ(cv.小林賢祐)になりました。
 
まあ後面白いんだけど俳優(此処では且弥さん)自体が「全部(8~10回)見てくれるお客さん」という認識が在ること。これはある意味年末だからこそなのかもしれませんがるひまのオタクに関して見届けたい層がいることに演者・制作陣も理解を置いてるんだなーと思うところ。このご時世でもそして「一回しか観られない人」も「全部観る人」にも配慮されているということ。
 
るーちゃん、というか祭シリーズからの大きなラブだなと感じてしまう。あれらからのラブ、感情大き過ぎて困る。溺れる。るーちゃんのことしばき上げるくらい憎いし好きだし、るーちゃんもオタクのこと好きだし困ったもんだなと思った。
 
但しカットは出来ない。
捻くれた意見を言うと切らないって簡単で。残したい、伝えたいって思いをオタクとしては受け止めたいし喜びたいけど、もう一方で簡潔への美意識も捨てきれないためモヤモヤしてしまう時もある。愛で括ればそれまでだしサービス良いなって思うんですけどね。まあ演劇界隈に置いて…というよりはあの特番やDVD特典、るジオなんかは端折ることで意味を成さなくなる話も増えてしまいそうな気がするし身内コンテンツなんだよなーって思っちゃうんだよな。好きなんだけどね。
 
それでも長らくスルメどころか永久機関噛み続けられるコンテンツを作ってしまうるひまを凄いなとも、愛しいなとも思いました。この恩は課金で返すなって毎度思う。
愛は時間と一緒で無限では在れないものだと思っている。だからこそ、愛せる内に沢山愛したいなと思う。昨日るフェアの話をしててその頃の映像見たら皆若くて可愛くてビックリしてしまった。7年、もう8年だ。最早情の類が沸いてきてもしょうがない頃だと思う。しがみつくというのは美学に反するので気持ちで抱えられる分だけこちらの巨大な感情が抱ける分だけ今後とも元気に棍棒ぶん回す山賊スタイルで行きたい。るひまムックさんと朗読劇やって!!!!!!!!!!!
 
板垣さんが最後に「祭という形じゃなくてもまだ続けたい」って話をしてくれて、愛しいやらなんやらになりつつ今日もあいつを思う。
皆さまどうぞご贔屓に。説法聞いてめちゃめちゃ元気だから今日も生きよう。
 

*1:「内蔵助の草履のサイズ有ってないのは仕様?意図的?」って聞いたぽんこつより

*2:一生ベリーくんの名付け親の事考えてる